Memories of サカイ

サカイがいなくなってしまうということに、未だショックを拭いきれないポア子。今日は休日だというのに、一日中彼のことを考えていたワ。
会議ん時発表されるまでマジ知らんかったけんね。なんか最近サバゲ田くんにいろいろ仕事教えてるなあと思ってたんだけど、あれは引き継ぎだったのか…。
どうしようどうしよう、サカイがいなくなったら、日記のネタがなくなっちゃうよ、サカイがいなきゃ何も書けないのに。サカイあってのポア子だったのに。サカイがポア子でポア子がサカイなのに・・・・

そんなわけで、もうすぐお別れしてしまう彼との思い出をここに書き記しておこうと思います。


去年の秋頃のことだったかしら、サバゲ田くんが幹事で飲み会しようってことになったんだけど、三日前くらいからみんなにアンケートとって店決めて、チゲ鍋屋に決定したわけ。でもサカイのヤツ、いっつも休んでっからヤツの意向は聞いてなかったわけ。

で、当日の終業時間になってポア子が「わーいチゲ鍋チゲ鍋、楽しみー☆」って騒いでたら、サカイが
「えっ?今日はチゲ鍋のお店なのですか? あのー…ワタクシ、辛いものが食べられないのですが」
とか言い出しやがんの。
「あーでももう予約とって決まってんで」ってポア子がサラリと流そうとしたら、サバゲ田が「じゃあ、ちょっとメニュー変えられるか聞いてみます」とか慌てて店に電話しようとすっから「わたしチゲ鍋がいい!もう決まってんじゃん!」って抵抗してたら
「辛いものは、ワタクシ匂いだけで気持ち悪くなってしまうんですよ」とかまだゆってんの。ハァー!?てキレたポア子は
「そんなに太ってて食えんもんがあるかー!」
って叫んだの。
そしたらダンディーっていうあだ名のおじさまが「食べれないものは仕方ないだろ!集団行動しろ!」ってポア子に怒鳴って、「当日いきなりそんなん言い出すほうがオカシいわー!」ってポア子も怒鳴って、性格の穏やかなサバゲ田はもうオロオロして、当の本人のサカイは知らん顔で仕事するフリしてて、とりあえず手のつけられないポア子をサバゲ田くんが喫煙所まで連れてって「まあ落ち着いて」って説得されて、結局ちゃんこ鍋コースに変えるってことになったの。
当然納得できないポア子。
鍋屋でも、「あーあ、辛いの食べたかったなー、店員さん七味持ってきて七味ー!」つって嫌味ったらしく自分たちの鍋を真っ赤に染めたりしていたワ。ちゃんこなのに真っ赤。
そんで、乾杯の後に一人一人ひとこと挨拶するって時にポア子はダンディーとサカイに向かって「これからは集団行動ができるようにがんばりまーす☆」って言ってやったわよ。

その飲み会の帰りに、エリカちゃんて子が「サカイさんね、ポアちゃんの後ろにビール瓶持ったままずーっと座ってたんだよ。でもずっとシカトしてるから可哀相だった。たぶんビールついで謝りたかったんだよ」ですって。知るかそんなの。


なんか思い出してたらどんどんムカっ腹たってきた。
ヤツの送別会はチゲ鍋屋に決定な。